俺ははっきり言ってモテない。30歳まで素人童貞だったし、今もいわゆる彼女はいない。というか、彼女はできたことがない。そんな俺だけど、出会い系サイトを利用して、ついに素人童貞を卒業することができた。もちろん、割り切りみたいなお金を払うやつじゃない。あれは、ほとんどが業者だという話しだし。俺が狙ったのは、ずっと年上の人妻、もしくはシングルマザーたちだ。どうしてその辺を狙ったのかは、ネットで色々と情報をあさりまくったからなのだが、元々は友人の一言が始まりだった。
「童貞食いの人妻を探してみれば?結構いるらしいよ?」
同じく31歳で既婚者の友人が、飲みの席で俺に言った言葉だ。俺が彼女が出来ないという話から、素人童貞だという恥をさらして相談した時に、友人が俺に勧めてきた。今考えれば、彼女が出来ないと言う男に対するアドバイスとしては間違っているのだが、今となってはとても感謝している。それを聞いてネットで色々と情報を集めまくった。出会い系サイトの上手な使い方を紹介しているサイトでも、やはりねらい目は人妻だと言う様なことが書いてあった。それで俺は、出会い系サイトに登録し、40歳以上の人妻に狙いを絞ってメッセージを送っていった。
若い頃は40歳ってすごいおばさんなイメージがあった。でも、自分が30を超えてみると、40はまだまだ全然エロいと思うようになっていた。もちろん、人によって全然違うから、自分の好みのタイプに絞って声を掛けていった。サイトで勉強したとおり、「女性が苦手で克服したくて楽しくお喋りできる相手を探しています。」的なことを書いて送っていったこれに好意的に反応してくれる人は、童貞食いの可能性が高い。少なくとも母性本能高めの人である可能性が高いと書いてあった。そういう人は、モテないくんを自分が助けてあげて一人前に育ててあげたいという気持ちがあるのだと。そういう相手なら押せばヤレる確率大だと書いてあった。
これに最初に食いついてきたのが、44歳の人妻ミサコさんだった。ミサコさんは少しぽっちゃりとした感じだけど、胸がEカップあると言っていた。彼女は最初、「わたしでよければお話付き合いますよ~^^」といった軽い感じでメッセージをくれた。俺は、お礼を言うとともに、自分が今までモテなかった話をほぼそのまま相手に送った。もちろん、会話と言う形で少しずつメッセージのやり取りをしながらだ。彼女の反応はどれも優しく丁寧で、いい感じの相手にあたったのでは?そう俺は思った。
それから彼女と毎日ちょこちょこメッセージのやり取りを続け、3日目には短いけれど通話するまでに至った。その日は彼女の方が忙しかったので15分程度だったが、次の日には1時間以上通話して色々な話をした。彼女が昼間レストランでパートタイムの仕事をしてることや、今年から息子が大学生になって一人暮らしを始めたことなど。旦那は印刷業の会社に勤めていることなども聞いた。それから、彼女の暇な曜日や時間帯なども。俺は彼女に会えないかと聞いた。彼女は「会うのはまだ少し怖い。」と言った。でも俺はここが押し時だと思ってお願いした。「女性が苦手だけど、ミサコさんとは普通に話せる。もし会っても今みたいに話せたら、すごく自信がつくと思う。」そんな感じでお願いしたら、2日後のパートが休みの日なら、昼間時間が取れると言われた。
何の仕事をしているかは言えないが、俺は時間だけは自分の自由にできる。昼間から彼女に会うことができるのだ。2日後、待ち合わせ場所で待っていると、薄い色のブラウスと、ひらひらとしたスカートみたいなパンツ姿で彼女はやってきた。まずはお互い簡単な自己紹介というか挨拶をして、近くのレストランに入った。ランチを注文して彼女と話す。初対面ではあるけれど、通話である程度お互いを知っているから、なんとか話を続けることができた。まあ、彼女の優しさがあってのことだけど。
彼女は終始、俺を肯定する言葉を投げかけてくれた。容姿のことや今までの失敗談なんかも、俺が自信を持てるように上手に励ましてくれる。食事が終わった後、俺は彼女に手を握らせて欲しいと頼んでみた。彼女は優しく笑って手を出してくれた。俺が手を重ねると、彼女の方ももう片方の手を重ねてくれた。そして、「ね、なんともないでしょ。大丈夫。」と優しく言ってくれた。俺はもう一押しと「ミサコさん、俺にもう少し自信をつけさせてくれませんか?」と言った。「お金を払ってじゃない、女の人と愛のある行為を経験してみたいです。」と。
さすがに彼女もこれには悩んだが、結果として俺の真剣なお願いに彼女が折れる形となった。積極的にではなかったので、いわゆる「童貞食い」ではなかったが、むしろ普通のただ母性本能が強いだけのミサコさんでよかったと後で思った。レストランを出て彼女の手を取ってみた。彼女は嫌がらず、俺と手を繋いで歩いてくれた。それからホテルのある裏通りへと移動した。そして、その中の一つに入った。部屋に入って彼女向き合う。最初は恥ずかしそうに目をそらしていたが、やがて目が合うとゆっくりと目を閉じていく。俺がキスをすると、彼女もそれに応えてくれた。
それから俺たちは交代でシャワーを浴びに行った。俺がシャワーから出ると、先に浴びていた彼女はベッドの中にもぐっていた。ベッドの頭のところに彼女のタオルが置いてあった。どうやら中は裸のようだ。俺もベッドに近づいて、布団の中にもぐりこむ。そして腰に巻いていたタオルをはずして、やはり彼女のタオルのあたりに置いた。ゆっくりと彼女に近づいて彼女を抱きしめた。彼女の方も俺の事を抱きしめてくれた。彼女の大きな胸が俺の身体に当たった。すでに硬くなっている俺のモノも、彼女のお腹に当たっている。そして俺たちはまた長く濃厚なキスをした。
それから俺は、彼女の大きくて柔らかい胸を揉んで舐めた。彼女も俺のモノを、手で優しくしごいてくれる。彼女のおっぱいは穂運等に柔らかくてふわふわだった。ぽっちゃりした女性のおっぱいはこれだから最高だ。それから俺は布団の中にもぐって、彼女のアソコを舐めた。すでに少し濡れ始めているアソコを、俺は夢中で舐めまわした。彼女のクリトリスを舌の腹で刺激するとともに吸ってやると、彼女は「あぁ、それ気持ちいい。」と腰を動かしながら訴えた。そのリクエストに応えてそれを続けていると、しばらくして彼女は軽くイってしまった。
俺はもう我慢できなくなって、「もう挿れていい?」と聞いた。彼女は「じゃあ、わたしが着けてあげるね。」とコンドームを開けると、俺のモノを口で咥えて軽く口でしごいてからそれを着けてくれた。そして仰向けに寝ころがった彼女のアソコに、俺のモノを押し当ててゆっくりと挿入していく。久しぶりのセックスだった。彼女の顔がセクシーに歪む。「ミサコさんは、エッチするのいつぶりなの?」そう聞くと、「もう1年はしてないよ。」そう応えた。その1年前が誰かは俺は聞かなかった。
ゆっくりと腰を動かしていく。「すごい気持ちいい。上手よ。」と彼女は俺に自信をつけさせようと言葉をくれる。俺も、そんな彼女を気持ちよくしてあげたいと、腰をぶつけながら胸を揉み乳首を刺激する。俺もセックスするのは半年ぶりくらいで、彼女の中がすごく気持ちいい。長くもたなそうだと思った。まだ挿れて5分くらいだったが、俺はもうスパートをかけた。中途半端なピストンで出てしまうよりは、その方がいいと思ったからだ。彼女も高まって行ってるのがわかったが、きっと彼女がイクまでもたないだろうと思った。そして思ったとおり、俺のほうが先にイってしまった。
「ごめんなさい。イケなかったよね。」
そう彼女に謝ると、彼女は俺を抱きしめて「大丈夫だよ。気持ちよかったよ。」と言ってくれた。そしてゴムを取って、「いっぱい出たね。」と優しく笑った。その後、俺と彼女はまた布団の中で抱きしめあいキスをした。最初からやり直すかのように、長いキスの後彼女の胸を揉んだ。そうして本当に同じような手順で再び彼女に挿入し、今度は彼女をイカせることができた。さらに体位を変えて彼女をイカせて、最後は正常位で彼女と一緒に絶頂を迎えた。終わった後も、俺の腕枕で彼女は俺の胸に顔をうずめるようにして抱きしめながら時間まで過ごした。
ミサコさんとはその一回きりだったけど、それから同じような感じで色んな人妻に声を掛けている。思ったのは、童貞とかモテない男が好きだという人妻が予想していたよりもずっと多いということだ。俺みたいなやつにはとってもありがたい。ただ、もう彼女とか別にいいかなと思い始めていることだけが、ちょっと問題かな。