俺の家は男二人兄弟の四人家族で、兄貴と俺は7歳も年が離れている。そのため、昔はよく兄貴に可愛がってもらっていた。俺も兄貴が好きだった。でも兄貴が結婚して県外に引っ越してからは、どうしても疎遠になって、盆や正月くらいしかなかなか会う機会がなくなっていた。
義姉は兄のさらに3歳年上で、俺とは10歳も年が離れていた。俺が高1のときに兄貴と結婚した義姉、今日子さんは俺のことを本当の弟のように接してくれていた。正月に兄貴が酔っ払って寝ちゃった後も、一緒にゲームに付き合ってくれたりもした。俺は兄貴も今日子さんも、どっちも本当に好きだったんだ。
ある日、実家で採れた野菜を兄貴の家に届けることになった。いつもは宅配便で送るんだが、他にも色々送るものがあったのと、今年はお盆に実家に帰ってこなかったこと、そして次の日が日曜日だったことなんかが重なって、それなら俺が車で届けて、1泊して帰ってくるということになった。兄貴に連絡したらその日ちょうど北海道から出張で帰るから、お土産買って来てやると言われた。俺は兄貴の家までの2時間ちょいの道のりも全然苦じゃなかった。
兄貴の家の近くに止めて今日子さんに連絡する。4歳になる息子を連れて迎えに来てくれた。荷物がダンボール2箱もあったので、車を見てもらって、その間に往復して荷物を兄貴の家に運んだ。その後、近くのパーキングに車を止めて、一緒に家に戻った。
兄貴の家は横浜の某繁華街の近くのマンションで、周りはかなり栄えている。静岡の俺からするとかなり都会だ。なんだか気後れしちゃうと言うと、今日子さんは「慣れればたいしたことないよ」と言った。それから、兄貴の息子の想太と遊んだ。もう色々喋るようになっていて、やっぱり子供の成長は早いなぁと思った。
昼の3時半頃、今日子さんの携帯が鳴った。兄貴からだった。どうやら天候の問題で、飛行機が遅れているという連絡だった。このままだと、早くても帰ってくるのが9時を過ぎるらしい。「じゃあ、夕飯は先に食べちゃうね。」と話して今日子さんは電話を切った。そして、「今夜は3人だね」と想太に言った。
それから6時頃、僕らは夕飯を食べた。今日子さんの手料理は何度か食べたことあったけど、いつもどおり美味しかった。それを伝えると、彼女はうれしそうにお礼を言った。食事が終わり、食器くらい俺に洗わせてくださいと俺が洗い物をしていると、再び今日子さんの携帯が鳴った。よくは聞こえなかったけど、どうやら飛行機が飛ばないようだった。今日子さんは電話を切ると、「今日は帰って来られないって。」とアメリカ人のように肩をすくめながら言った。
その後今日子さんは、想太と一緒にお風呂に入った。想太はいつも8時には寝るらしい。「こらー、待ちなさい!」と慌しく二人がお風呂から出てきた。想太はふるちんのままリビングに駆け込んできた。そしてそれを追いかけて、バスタオル一枚の今日子さんもやってきた。俺はドキッとして視線をそらした。想太が俺のところに逃げてくる。その想太を引っぺがすようにして身体を拭く今日子さん。彼女のシャンプーの香りがして、ドキドキしてしまった俺は、「じゃあ、俺もお風呂入っちゃいます。」と立ち上がった。今日子さんは、「バタバタしてごめんね。お風呂のお湯は抜いちゃっていいから。」とバスタオル一枚の姿で何事もないように俺に言った。
俺が風呂に入っていると、「バスタオルと着替え、ここにおいて置くから」と脱衣所から今日子さんの声が聞こえた。「ありがとうございます。」と返事をすると、想太からのおやすみが聞こえてきた。俺も想太におやすみを言った。
風呂から上がってリビングで静かにくつろいでいると、想太を寝かしつけてきた今日子さんがリビングに戻ってきた。見ると、彼女はまだバスタオル一枚のままだった。彼女は冷蔵庫からビールを2本取り、一本を俺に渡して飲みだした。
「あ~、疲れた。だらしない格好でごめんね。お風呂入れた後はいつも、寝かすまで想太につきっきりだからさ。最近はドライヤーもほとんど使ってないの。」
今日子さんは目をつぶって首を左右に伸ばしていた。俺は「お疲れ様です。」と言ってビールの缶を開けた。
俺は普通を装っていたけど、かなりドキドキしていた。いくら義姉とはいえ、バスタオル一枚の姿でソファに腰掛けているのだ。ひょんなことでタオルの中が見えてしまってもおかしくない。なんとなく緊張に耐えられなくなった俺は、「ほんとにお疲れですね。肩でも揉みましょうか?」と思わず言っていた。
「本当に?いいの?」「実家では親父とお袋の肩や腰を揉んでますから。」「わー、うれしい。じゃあ、お願いしちゃおうかな。」
俺は立ち上がり、今日子さんの後ろに回って彼女の肩に触れた。彼女の肩は思っていたよりも華奢だった。お袋の肩よりもずっと細く、そしてお袋と同じくらい肩がカチカチだった。「すごい凝ってますね。」「あぁ、気持ちいい。ん~。」一瞬変な気持ちになりそうになるのを紛らわせた。それから15分くらい今日子さんの肩を揉んだ。
「ありがとう。とても楽になった。」「いえ、どういたしまして。」「甘えついでに、腰もお願いできる?」
俺を見上げる今日子さんの胸の谷間が見えた。「…いいですよ。」
俺たちは隣の部屋の、ご飯の前に敷いた俺の布団のところへ移動した。彼女が無造作に布団に飛び込む。一瞬タオルの下のお尻が見えたような気がした。俺は今日子さんの上に乗って彼女の腰を揉んだ。彼女は気持ち良さそうにしていた。でも俺は、タオル一枚下の彼女のお尻に神経が集中していた。だんだんと手を残したまま、俺の身体は下に下がっていく。今日子さんの足の付け根の辺りが見えてくる。さらに腕を伸ばして下がり、彼女のお尻にだんだん顔が近づいていく。ついに彼女の大事な部分が見えた。
「息が荒いよ、健太くん。」
今日子さんに言われて、俺が今日子さんのアソコを見ているのを今日子さんに気づかれていたとわかった。
「あ、あの、…ごめんなさい。」
俺はもう頭の中が真っ白になってしまった。兄貴の嫁の裸を見ようなんて最低だ。どんな言い訳もできないと思った。俺がその場で正座してうつむいていると、今日子さんは身体を起こして、優しく言ってくれた。
「……一回だけだからね。あの人には内緒だよ。」
俺が信じられないような顔をしていると、
「まあ、こんな格好で誘惑しちゃったの私だし、共犯ってことで、ね。」
と言って、俺にキスしてきた。それでもう俺は抑えが利かなくなって、今日子さんのタオルを剥ぎ取って彼女の胸に吸い付いた。彼女のおっぱいはとてもふわふわでやわらかかった。たぶん俺はかなり乱暴に彼女を扱ったんじゃないかと思う。それくらい理性がぶっとんだ状態だった。でも彼女は嫌がりもせずに俺を受け入れてくれた。俺のを入れるときも、「おんなじ血液型だから大丈夫でしょ。」とゴムもつけずに俺のものを受け入れてくれた。今日子さんの中はあったかくてやわらかくてぬるぬるしていて、もうよく覚えていないくらい気持ちよかった。それは正常位のまま、一度も体位を変えずにそのまま今日子さんの中に射精した。終わった後も、今日子さんは俺の頭を優しく撫でてくれた。
今日子さんとはもちろんその一回だけで、それ以降は普通に義姉と義弟として顔を合わせている。でも、正月やお盆に実家で会った時、ふとした彼女の笑顔が、意味深に見えてしまうことが今でもある。