僕は1年ほど前から、ジムで知り合った女性と不倫関係になりました。僕が通っていたジムは、家から歩いて10分もかからない場所にある小さなところでした。一応全国展開しているジムでしたが、うちはそこまで都会ではないので、その支店も小さくパーソナルトレーナーのような人は時間帯に一人だけで、時間によってはその一人で受付から掃除からすべてを行っていました。僕は仕事柄、時間に自由がきくので、昼間や夕方、夜中など、色々な時間に利用していました。
ある時、トレーニング用の器具の使い方がわからずに困っている女性がいました。辺りを見回してトレーナーを探してみましたが、トイレか何かか、見つかりませんでした。僕はその女性に声を掛け、器具の使い方を教えてあげました。その女性はお礼を言い、僕は自分のトレーニングに戻りました。それから何日か後、今度はその女性の方から声を掛けられました。
「こんにちは。この前はどうもありがとうございました。」
「ああ、いえ、どうも。」僕はただの社交辞令的な挨拶だと思って、軽く会釈をしてトレーニングを再開しました。
「よくいらっしゃるんですか?」僕の予想に反して、彼女は隣で同じ器具を使い始め、僕に話しかけてきました。
「え?ああ、はい。そうですね。ほとんど毎日来てるかな?と言っても、時間帯は色々ですけどね。」
「毎日?すごいですね。私なんてまだ始めたばかりですけど、週に2回くらいしか来られません。」
「いやいや、始めたばかりなら、むしろそれくらいがちょうどいいですよ。あまり最初に無理すると続かないですから。」
「そうですか?それならいいんですけど…。」その時初めて彼女の容姿をはっきりと認識しました。
彼女はスレンダーなわりにお尻周りに肉がついていて、なんとも肉感的な身体をしていました。胸はそれほど大きいというわけではありませんでしたが、きゅっと締まったウエストとの対比で実際より大きく見えました。体のラインがよくわかるタイツとへその出たタンクトップ、一つにまとめられた長い髪がとてもセクシーでした。筋肉質ではない女性らしいその身体つきが、僕にはちょうど良いように思えました。
「でも、あまりジムなんか必要じゃないような…。もう十分綺麗な身体をしているように見えますけど?」
「本当ですか?お世辞でも嬉しいです。でも、私ももう歳ですし、今のうちから気をつけないといけないと思って。」
「え?歳って、まだ20代でしょ?」お世辞抜きでそう思った。
「いいえ、もう今年で33歳です。子供ももう小学生ですし。」
「えぇ?本当ですか?全然そんな風に見えないですよ。」
「ありがとうございます。」
僕たちは一緒に筋トレをしたりランニングマシーンを使って、色々な話をした。1時間半くらいしてお互いトレーニングを終えてその日は帰った。ジム友達ができたような気がして僕はとても気分が良かった。それもとても美人の人妻なので、なんだかジムに行くのが楽しみになった。それまでは色々な時間帯に行く事が多かったジムも、ついつい昼間の彼女が来そうな時間帯に行く事が多くなった。それから数回ジムで彼女と会うようになったある日のことだった。
「もう少しジムに通いたいんですけど、家のこともあるしなかなか時間が取れないんですよね。」
家でできる簡単なトレーニングはないだろうかと相談された。
「普通にスクワットだったり、腕立ても、椅子やテーブルを使ってやる方法もあるし、腹筋もベッドを使うと腰を痛めにくいかもですね。」
僕が口頭で軽く説明すると、、彼女はうちで説明してくれないかと言ってきた。わざわざ見せて説明するほどでもないのになと僕は思ったけれど、その日は二人で早めにトレーニングを終え、シャワーを浴びてから彼女の家に行きました。
彼女の家はジムから歩いて5分程度の、大きな団地の中の一部屋だった。ファミリー用の物件で築10年くらいの3LDK。リビングがあり、夫婦の寝室があり、子供部屋があり、客間があり、といった感じだった。彼女は僕を家に上げると、そのまま廊下を進んで客間の戸を開けた。部屋の中を見ると、一組布団が敷いてあった。
「え?あの…。」彼女は僕の手を引いて部屋の中に入れると、後ろ手に部屋の戸を閉めた。
そして僕の胸にもたれかかって、
「ごめんなさい。嘘ついちゃいました。」と言いました。
彼女はもうちょっと息が上ずるかのように速くなっていました。でも僕の心臓はそれよりも早くなっていたと思います。彼女が目を閉じてせがんできたので、僕は彼女にキスしました。彼女からはシャンプーの香りがしました。それから彼女は僕の服を脱がせて触り、
「素敵な身体…。ずっと触れたいと思ってたんです。」と言って、僕の身体を撫で回し、柔らかな唇で愛撫した。
僕の方ももう抑えが利かなくなって、彼女の服を脱がして全身を愛撫しました。彼女の身体はトレーニングウェアの上から何度も見ていましたが、裸の彼女はその何倍も綺麗に見えました。33歳という年齢は、彼女をより美しく魅力的に成長させたように思えました。僕が彼女の身体を褒めると、彼女は恥ずかしそうに、でもとても嬉しそうに喜びました。
彼女が用意していたゴムを着けて、僕はゆっくりと彼女の中に入れていきました。彼女の中は温かくてきゅうきゅうと締め付けてきました。彼女は口に手をあてて、声を押し殺しながら感じていました。僕たちは抱き合って何度もキスをしながら、やがて二人でイキました。
終わった後、彼女は「騙してこんなことして、ごめんなさい。」と言ってきた。僕は彼女の頭を撫でてキスをしました。
「これからも会ってくれる?」と聞かれたので、僕はその日初めて彼女の連絡先を聞いた。