ある日、ゲームにも飽きて暇だなぁと思っていた。特にやることも無く、こんなときに彼女でもいたらなぁと思ったけど、正直俺はモテる方じゃないから、友達からとかじゃないとなかなか彼女は出来そうにない。でもこの歳になると、どうやってそういう友達を作ればいいのかもよくわからない。世間ではSNSで友達を作るみたいに言うけど、俺の趣味なんてゲームと漫画だし、それでどこでそういう友達を作ればいいのかわからない。
そんなことを考えていた時、無料の携帯ゲームの広告に出合い系アプリの宣伝が出てきた。今までそんなのに目を留めたことなかったのに、その日は色々考えてたし、何より暇だったので、思わずそれをタップしてダウンロードしちゃった。とりあえず簡単にプロフ登録して、さっそく色々と覗いてみた。
マジか!びっくりするくらい可愛い子たちがいっぱい書き込みしている。そしてそこに色んな男がメッセージを送ってる。俺はどうやら時代に取り残されていたようだ。俺もさっそく適当にメッセージを送ってみた。ドキドキしながら返信を待ってみたけれど、返って来なかった。少し考えて、やっぱりプロフィールがいい加減で、埋まっていない部分が多いのがいけないんだろうと思った。俺だって、情報の少ないよくわからないやつとは話したいと思わないもんな。俺はなんとか頑張って、ぎりぎり普通くらいに見える写真を撮って画像をそれにして、プロフィールの欄を千部埋めていった。嘘ではない範囲で可能な限り良く見えるような内容で。
それからもう一度メッセージを送ってみた。すると、5分ほどして返信が来た。『もし会えるとしたら、渋谷と新宿とどっちがいいですか?』という内容だった。え?いきなり会うとかOKなの?こんな可愛い子が?とりあえずどっちでも大丈夫と返してみた。すると、『別に、でどうですか?』という意味がわからない事を言われた。打ち間違いかな?と思った。とりあえず『どういう意味?』と返してみた。すると、『穂別二。穂と別に二です。』と返ってきた。
これは何かしらの暗号なのだと思った。それでネットで調べてみたら、『ホテル代と別に2万円払うこと。』だとわかった。なるほど。これは援助交際、というかぶっちゃけ売春だなと思った。それで、運営にバレないように暗号使っているんだと。そしてさらによくそのサイトを読んでみると、援デリ業者がよく使うと書いてあった。しかも掲示板はほぼ援デリ業者の巣窟だとも。俺が見つけたその子も、掲示板に書き込んでいた子だった。
とは言え、写真を見る限りかなり可愛い。この子と出来るのなら2万とホテル代くらい払ってもいいんじゃないかと思えてきた。俺は、彼女にOKと返事をして、次の日の夜に渋谷で待ち合わせることにした。
待ち合わせ場所は彼女が指定してきた、ちょっと薄暗い路地。目の前がこれほどの大通りなのに、この路地にはほとんど人通りがなかった。待ち合わせは夜の7時。10分ほど早く着いて、ドキドキしながら待っていた。どっちから、どんな格好で来るんだろう。そんなことを考えてると、一人の女性が路地に入ってきて俺に声を掛けた。
「●●さん?○○です。」
現れたのは、写真の子とは似ても似つかない別人だった。俺は思わず呆然としてしまった。
「●●さんですよね?」
「あ、はい。」
「じゃあ、行きますか。どこかよく行くホテルとかあります?」
「いえ、別に。」
「じゃあ、わたしがよく行くところでいいですか?」
「はい…。」
完全に相手にペースを持っていかれ、帰るとか文句を言うとか、その時はそういうことがまったく頭に思い浮かばなかった。そのまま彼女がよく行くというホテルに連れて行かれ部屋に入った。彼女が
「わたし、先にシャワー浴びていいですか?」
と言われ、俺は部屋に一人残された。だんだんと冷静になってくる。でも、今さらもう遅い。今から文句を言ったところでホテル代は返ってこない。それに、今日はエッチするつもりで渋谷まで出てきたんだから、何もせずに帰るのもそれはそれでどうかと思う。しかたなく、平野ノラみたいな顔の彼女とすることにした。彼女が出てきて俺もシャワーを浴びた。そして出てきてから、まず2万円を先に払うように言われ、俺は財布から金を取り出して渡した。
彼女は金を財布にしまうと、タオル姿のままベッドに横になった。俺は彼女に覆いかぶさるようにしてそっとキスをした。彼女は特に抵抗しなかったが、舌を入れようとしたら歯が邪魔で中には入れられなかった。そうですか。ディープキスは禁止ですか。じゃあもう、すぐにおっぱい吸わせてもらいますよ。
彼女のタオルを取ってわかったけど、顔はアレだが身体はなかなか絞られたいい身体をしている。まあ、少し骨太感はあるけれど。胸は大きくも小さくもないけれど、張りがあって弾力もすごい。俺は彼女の胸を揉みながら、彼女の乳首を吸った。彼女の口から切なそうな吐息が漏れた。そうして彼女は言った。
「あの、ちょっと痛いんで、乳首はあまり触れないでもらえますか?」
・・・え?どゆこと?気持ちいいんじゃなくて痛かったの?少し考えて思い至ったのは、こういうことして稼いでるから、やぱり乳首を攻められることが多くて、それで触られるだけで痛い状態になってるんだということ。それならこんなことしてないで休めよ!!・・・まあ、彼女にももしかしたら事情があるのかもしれない。病気の母親の病院代を払うためにこうして身体を売って稼いでいるのかもしれない。俺は自分にそう言い聞かせて、それ以上彼女の乳首に触れるのをやめた。
じゃあもう、まんこ行くよ!というわけで、彼女の足を開いて顔を近づける。彼女のアソコは処理されているのか、毛がとても少なく綺麗だった。俺は彼女のアソコに顔を近づけてそっとクリトリスを舐めた。また彼女の口から吐息が漏れたので一瞬警戒したが、今度は本当に気持ちよくて出た声のようだった。そしてクリトリスを中心にアソコ全体を舐める。
「どこら辺が気持ちいい?」
「…わたし、中のほうが気持ちいいんだよね。」
・・・は?今、いやらしそうな吐息漏らしてたじゃん?アレは何?演技だったの?
「…じゃあ、もう入れる?」
「うん。もう入れても大丈夫だと思う。」
そうですか。わかりました。俺は枕元にあったコンドームを取り、さっそく息子に着けた。そして、一応軽くつばをつけてから、ゆっくりと彼女の中に入れていった。
「んふぅ、あはぁ…。」
しっかりと奥まで入った。ゆっくりと腰を動かしていく。中のほうが気持ちいいと言っただけあって、自分から腰を動かして感じているようだった。でも、キスもNG、乳首も触れない。なんだか両手をふさがれたような感覚。俺はただ腰を動かすことしか出来ない。激しく腰を打ちつけながら徐々に彼女を横向きにして、そこからさらに四つん這いにしてバックで打ちつけた。
彼女は気持ち良さそうにしていたけど、どうにも一定の感じ方から上がっていかないような印象だった。また彼女を横向きにして、そして正常位に戻して一回りした。それでもやっぱり彼女が高まっているように感じられなかった。俺はもう自分が気持ちよくなることに専念して、どんどんと腰の動きを早めていった。そして、徐々に高まっていき、ついに彼女の中でフィニッシュを迎えた。彼女も息が荒くはなっていたけれど、イってはいないようだった。
そして終わった後は、自分だけさっさと服を着て、
「じゃあ、わたしはこれで帰りますね。」
と一人でさっさと行ってしまった。俺は一人でぽつんとホテルに残された。
帰ってから色々と調べてわかった。援デリ業者は偽の画像を使ってることが多いらしい。そういえば、風俗店でも、表の写真と全然違う人が出てくるとか、よくネタで聞いたことがある。あれって本当のことだったんだなと思った。そしてもっと調べてみたら、掲示板ではなく直接検索でプロフや日記からメッセージを送らないとダメだと。そして素人を狙うなら人妻をターゲットにするのが狙い目だと書いてあった。
初めての出合い系は失敗に終わったけれど、今度はちゃんと勉強したので人妻を狙ってみようと決心した。